慢性頭痛の基礎① 体の歪み ストレートネック

こんにちは!

頭痛・めまい、自律神経の専門家 山梨県 甲斐市のウエラボ頭痛整体院 木村友浩です

最近では、慢性頭痛と体の歪み(ストレートネック)の間の関係性が雑誌等にも取り上げられたり、話題になることもしばしばですよね。

当院に来院されるかたでも、「ストレートネックと言われましたが、治りますか?」ってよく質問を受けます。

でも、ほんの数年前までは、頭痛の専門学会では、エビデンスなし(因果関係はない)とされ、まったく注目されませんでした。当然、雑誌やマスコミで取り上げられることもなかったのです。

今は ネットや書籍から健康情報を入手できるので、患者さんのほうが、さまざまな情報をもっている状態です。お医者様はエビデンスのある情報以外は 興味がないので。

今日も田草川先生の過去ブログから重要な部分を拾ってお届けします。全文は以下を参照くださいね

https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12186565841.html

頭痛医療の世界では、「国際頭痛分類」というルールブックのようなものがあり、数年に一度改訂されます。現行改訂版以後、緊張型頭痛と頸椎の関係を指摘される医師は少なくなっています。

しかし、カイロプラクター・整体師・鍼灸師の先生方は、極めて重要な所見とされ、施術の理論的な根拠とされています。このような先生方の徒手的施術を受けた相当数の方で慢性頭痛や片頭痛の改善が認められています。

このような現実を見れば、体の歪み(ストレートネック)と頭痛は無視できない関係と考えられます。

平成25年2月、分子化学療法研究所の後藤 日出夫先生は、片頭痛がミトコンドリアの機能低下による頭痛であることを示されました。

ミトコンドリアの機能が悪くなれば、同時に、セロトニン神経系の機能が低下してきます。

”セロトニン神経系”の機能低下に、生活習慣の不規則・ストレス・生理周期や、“小麦、乳・乳製品、肉食に偏った食事”をとり続け、“運動不足”が重なると「脳内セロトニンの低下」が引き起こされてくることになります。

ミトコンドリアの機能の悪化に 「脳内セロトニンの低下」が存在すれば、容易に「体の歪み(ストレートネック)」を引き起こしやすい素地をつくることになります。

私達の生活環境は活性酸素で満ち溢れており、これがミトコンドリアの機能をさらに悪化させています。

さらに、前屈みの作業環境に日常的に置かれ、仕事が終わればスマホに没頭し、人によっては歩行中にまでスマホをされるご時世です。 このため「体の歪み(ストレートネック)」が日常的に生み出されています。

問題は、ただ単にストレートネックだけでは、頭痛を引き起こすことはなく、体のおかしな使い方の習慣によって「体の歪み」を作ってくることがポイントになります。

このような脊柱の捻れが、後頸部筋肉群にかかる負担に左右差がでてくることが頭痛に繋がってくることになります。

私は、「体の歪み(ストレートネック)」は、慢性頭痛の基本骨格ともなるものであり、これを無視さ

れる限りは、片頭痛の根本的な改善は得られないと思っております。

私は、専門家の方々が、このように「体の歪み(ストレートネック)」を無視されることによって、極めて多くの慢性頭痛でお悩みの方々を悲劇のどん底に陥れているかを診るにつけ残念な思いしかありません。

そして、このように「体の歪み(ストレートネック)」を無視されることによって、慢性頭痛の発症の起点(スタート)が見失われることになり、永久に「片頭痛の本態の解明」には至ることはないと考えております。

それ程までに「体の歪み(ストレートネック)」は、慢性頭痛を理解するために重要なものです。片頭痛がいつまでも改善されない場合は、まず、「体の歪み(ストレートネック)」を点検すべきであるとさえ考えております。

以上 田草川先生のブログから一部抜粋・引用しました。

ストレートネックなどの体の歪みと頭痛はセロトニンを介して相互に悪影響を作っていると考えてよいと私も理解して、施術・改善プランを組み立てています。

次回は、セロトニン産生に重要なミトコンドリアについてお話します

最後までお読みいただきありがとうございました

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頭痛改善・自律神経の専門家 ウエラボ頭痛整体院 木村友浩でした